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ジェーン・オースティンの先輩達：オースティンと彼女以前の女性作家

オックスフォード・アカデミックス・イン・ジャパン・レクチャーシリーズ

ロズ・バラスター教授、オックスフォード大学英文学教授、マンスフィールド・カレッジ・フェロー

ジェーン・オースティンは同時代の小説を読んでいました。彼女の作品の素晴らしさは、様々な小説の書き方を試みていた時代が生み出した結果と捉えることができるでしょう。オースティンはどちらかというと小説では女性よりも男性作家を重視する傾向がありました。オースティン以前の女性作家達は、読者に著者の存在を忘れさせながら読者の感情を操るような語り方を発達させました。オースティンの特徴とされているアイロニーの使い方はすでに彼女の先輩女性作家、たとえばアフラ・ベーン、イライザ・ヘイウッド、サラ・フィールディング、サラ・スコットなどの小説に現れていたとバラスター教授は主張します。このレクチャーでは、オースティンの傑作「ノーサンガー・アビー」と「分別と多感」が、当時少しずつ発達していった（特に女性作家の）アイロニー・ナレーションの大変優れた例だという議論を展開いたします。

ロズ・バラスターはオックスフォード大学英文学教授およびマンスフィールド・カレッジのチュートリアル・フェロー。18世紀文学についての著書が多く、特に女流文学、小説、オリエンタル・フィクション、散文物語と戯曲の関係を研究しています。

2015年9月30日水曜日

19:00-20:00　レクチャー 　　レクチャーは無料です。英語で行われ、通訳は入りませんのでご了承ください。 開催場所：東京都千代田区三番町6-3　三番町UFビル1F

レクチャー会場へのアクセス

20:15-21:45　懇親会 　参加費用1人3000円。当日お釣りのないようご持参ください。 開催場所： 東京都千代田区三番町6-4 　ラ・メール三番町1F　Tanakayaタナカヤ

懇親会会場へのアクセス

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