レクチャー:中国の復活―欧米関係への影響
ローズマリー・フット教授
国際関係学教授、セント・アントニーズ・カレッジ名誉フェロー
中国の復活。それはとりわけ今世紀の変わり目頃から、数々の研究で証明されているように、世界に大きな影響を与えています。特に世界史上最も重要な連携のひとつであった欧米関係への長期的な影響は深刻なものとなりうる、根本から物事を変えてしまうような結果となりうる、と言えるでしょう。中国現象は欧米の結びつきに緊張関係をもたらした、とオフィシャル・非オフィシャルレベルでしばしば言われます。アメリカではヨーロッパの役割が弱小化してきているという認識があり、そしてヨーロッパにおいては世界の最大経済大国となりつつある中国との関係強化を求める動きがあります。その2つの現象から、ゆっくりと進行している欧米関係の“ひび”はどこまで大きくなっていくのか。今回のレクチャーではその問題について考察します。
ローズマリー・フット教授はオックスフォード大学政治学部国際関係学教授、シニア・リサーチ・フェロー、そしてセント・アントニーズ・カレッジの名誉フェローでもあります。専門分野はアジア太平洋の安全保障問題、人権問題、米中関係等。
2016年4月18日 月曜日
19:00-20:00 レクチャー レクチャーは無料です。英語で行われ、通訳は入りませんのでご了承ください。 開催場所:ワテラス コモンホール(今までのレクチャー開催場所と会場が異なりますので、ご注意ください) ワテラス3F 東京都千代田区神田淡路町2-101
20:00–21:30 懇親会 費用 3,000 円 当日お釣りのないようご持参ください。
開催場所:Terrace 8890, ワテラス3F 東京都千代田区神田淡路町2-101
レクチャーと懇親会会場へのアクセス