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オックスフォード大学日本事務所

イベント

急増する炎症性腸疾患―IBD

Posted: 2013/10/25 | Author: UOJO

イベント

IBDすなわち炎症性腸疾患は世界中で急増しています。欧米では人口の約1%がこの病気にかかっており、近年日本や東アジア地域でも患者数が増えているといわれています。若年層をむしばんできている免疫を介した炎症性疾患の原因と治療法を発見するため、専門家による研究や議論が緊急課題として真剣におこなわれています。

消化管は、病原体が直接接触し、病気を引き起こす場所です。同時に体のどの部分よりも細菌や免疫細胞が多く存在している場所です。消化管が健康であるためには、消化管が善玉菌と悪玉菌を見分けることが大変重要なのです。この見分けが不可能になると、免疫システムは善玉菌を攻撃しはじめ、体を衰弱させ、重大な損傷を与えることになります。

オックスフォード大学Oxford Institute for Immunology and Translational Medicineでは消化管の専門家と肝臓の専門家が、基礎科学・トランスレーショナル研究(基礎と臨床の橋渡し的研究)・臨床実践のレベルで協力しあい、世界的に深刻になっている炎症性腸疾患の研究を行っています。今回のレクチャーでは、European Crohn’s and Colitis Organisationの会長で英国の消化器疾患の第一人者サイモン・トラヴィス博士(オックスフォード大学リナカー・カレッジ)がIBD(炎症性腸疾患)の最新事情についてお話しします。

このレクチャーは、オックスフォード大学のさまざまな分野の専門家による卒業生やご支援者のためのレクチャーシリーズ「オックスフォード・アカデミックス・イン・ジャパン」第4弾となります。どなたでもご参加いただけます。

2013年11月22日 金曜日

19:00-20:00 レクチャー
レクチャーは無料です。英語で行われ、通訳は入りませんのでご了承ください。

 レクチャー開催場所:三番町UFビル1F
東京都千代田区三番町6-3
レクチャー会場へのアクセス

 20:15-21:45 懇親会
参加費用1人3000円。参加登録された方にはお支払い方法を別途お知らせします。

 懇親会開催場所:Tanakayaタナカヤ
東京都千代田区三番町6-4 ラ・メール三番町1F
懇親会会場へのアクセス

下記よりご予約ください。

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