高校や大学などで数学、歴史、科学、医学などの教科を英語で教える気運が世界で高まっています。この傾向に注目し、オックスフォード大学教育学部は教授言語としての英語(English Medium Instruction、略してEMI)の研究・開発・導入に特化した研究所Centre for Research and Development on English Medium Instructionを2014年に設立しました。この研究所はEMI研究の拠点として世界中の教育機関と幅広く提携しながら、EMIが教育、学習、学力評価、教員の能力開発などにどのような影響を与えるかについて研究を行っています。
オックスフォード大学教育学部では2週間のEMI短期集中コースを8月に行います。世界中で英語以外の教科を英語で教える教育者のためのプログラムです。コースの詳細はこちらをご覧ください。
プログラムの責任者ジュリー・ディアデンはオックスフォード大学教育学部EMIのシニア・リサーチ・フェローをしており、度々来日しています。日本の大学や高校では、高い英語能力とグローバルな視点を持った学生を育成し、学校の国際的競争力を高めるひとつの方法として、EMIへの関心が非常に高まっています。
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