オックスフォード大学の名所「ハートフォード・ブリッジ」が、来年で建造100周年を迎えます。 ニューカレッジ・レーンの上に架かるハートフォード・ブリッジは、ハートフォード・カレッジの2つの建物を結ぶ橋。1914年に完成し、100年経った今もまだ現役で活躍しています。その独特の風貌が、学生、写真家、映画製作者たちに愛されてきました。「ため息橋」という通称はベネチアにある同名の橋に由来しますが、実際のデザインは同じベネチアのリアルト橋によく似ています。公式名称は「ハートフォード・ブリッジ」。カレッジの学生は、今でもこの橋で別棟へ移動します。『回想のブライズヘッド』を著したイーヴリン・ウォー(1922年入学)もまた、学生時代はこの橋を行き来していたことでしょう。
ハートフォード・カレッジでは、ハートフォード・ブリッジ100周年を祝う記念イベントを今年9月28日(土曜日)に開催する予定。ハートフォードの教員によるTEDスタイルの講演、橋の歴史を紹介するレクチャー、そしてOBクアッドでのバーベキューパーティーなど、お楽しみもたっぷりです。
今年は他のカレッジでも大きな記念行事が目白押し。ベイリオル・カレッジとマートン・カレッジは、ともに創立750周年を迎えます。開催される記念イベントは、オックスフォードを再訪する絶好の機会となるはず。卒業生の皆様は、かつてご自分が通ったカレッジのウェブサイトから、最新のイベント情報をご確認ください。