公益財団法人坂口国際育英奨学財団 奨学金制度
オックスフォード大学博士課程大学院生のための公益財団法人坂口国際育英奨学財団奨学金の応募書類受付は2024年10月1日から11月30日です。...Read postRead post
©OUImages/John Cairns
オックスフォード・アカデミックス・イン・ジャパン・レクチャー
“密航の倫理”
マシュー・ギブニー、オックスフォード大学教授(専門:強制移住)、リナカ・カレッジ・フェロー
アンダマン海から地中海、そしてサハラ砂漠にいたるまで、世界中で、日常的に、移民たちは命がけで密入国斡旋業者の手配によって国境を越え、時には命を落とします。今回のレクチャーでマシュー・ギブニー教授は移民の密入国取引の倫理について考察します。グローバルノース諸国の政府は密入国を本質的に不道徳な慣習と決めつけていますが、それは本当に正しいのでしょうか?いったいどのような状況だったら移民の密入国は許されるのでしょうか?時には道徳的に称賛されるのでしょうか?密入国の過程で頻繁に起こる移民の死亡やケガに対して、だれがその道義的責任を負うべきなのでしょうか?ヒューマン・スマグリングとヒューマン・トラフィッキングの道徳上の違いは一体何なのでしょうか?
マシュー・ギブニーはオックスフォード大学教授、リナカ・カレッジ・フェロー、オックスフォード大学難民民研究センター(Refugee Studies Centre)の元所長です。特に難民や入国管理にまつわる政治的・倫理的問題を専門としています。
2024年6月25日火曜日
19:00-20:00
レクチャー
レクチャーは無料です。英語で行われ、通訳は入りませんのでご了承ください。
開催場所:三番町UFビル1F 東京都千代田区三番町6-3
レクチャー会場へのアクセス
20:10 – 21:30
懇親会
参加費用1人5,000円。当日お釣りのないようご持参ください。
開催場所:Tony Roma’s in Sanbancho 東京都千代田区三番町6-4 ラ・メール三番町1F