2016年1月12日シェルドニアン・シアターでルイーズ・リチャードソン教授のオックスフォード大学総長就任式が行われました。就任式でリチャードソン教授は大学の議会としての役割を持つコングリゲーションに向けて初めての演説を行い、“しなやかなで俊敏”な大学を目指し、将来の世界的課題に長期的視野で取り組もうと呼びかけました。また学問の原則である大学の独立と自治の精神および探求の自由を強く擁護する姿勢を示し、世界中からトップレベルの学生や学者をオックスフォードへ呼び込むために最善の努力を尽くそうと訴えました。
リチャードソン教授は、学者として、そして高等教育機関管理者としての経験が豊富です。トリニティ・カレッジ・ダブリンで歴史を学び、その後長年にわたりハーバード大学で教えるとともに、管理部門でもキャリアを積んできました。2009年にセント・アンドリューズ大学に移り、6年間学長を務めています。そして今回、オックスフォード大学史上初の女性として272代目の総長に就任しました。専門はテロリズムと安全保障です。
リチャードソン教授の総長就任式の詳しい記事および動画はオックスフォード大学本部ウェブサイト(英語)をご覧ください。